カメラの夏バテにはコレが効く!?
どうも。店主の早田清（はやたきよし）です。こちら東京・浅草の夏は今年も暑い。毎日こう暑いと流石にカメラにさわるのがイヤになったりするものです。そんなワケで今回は、カメラのカタチをしているけどカメラじゃないものでもお見せすることにします。
カメラ風のスキットル 1万５千円
これを手に入れたのはロンドンのポートベローマーケット。昔はいろんな古い英国製のカメラが並んでいたんだけれど、今は掘り出し物が出てくることはまずない。それでもね、思わず足が向いちゃうんだよね。
巻き上げノブ風の注ぎ口
ここからウイスキーなんかを入れて持ち運べる。ちなみにレンズの部分もパカッとはずれてコップになるんだけれど、結構な大口径レンズなのでたっぷり量が入るから、そう何杯も飲めない気がする。まぁ、いずれにしてもコレなら酒を持ち歩いていると思われないかもしれないね。
ローライ風のペンスタンド 非売品
これをミュンヘンの蚤の市で見つけたときは感心したね。たぶんこのペンスタンドの作者は本物の二眼レフが壊れてしまって、何かほかの使い道はないのか？ そうだペン立てにしてみよう！って思ったんじゃないかと。そうしたら思ったより中身をくり抜く工作が難しかったんで最初からブリキ細工でローライ風のペンスタンドを作ったんじゃないかなと想像したりすると可笑しいよね。
ベス単っぽいオブジェ 非売品
これは確かパリの蚤の市で買ったんだと思う。ベストポケットコダックみたいな感じのカメラに見えるけれど瀬戸物です。ネジとか蛇腹の部分なんか、よくできているよね。当然ですけど瀬戸物なので折り畳むことはできません。
折り畳めないけれど‥。
このオブジェの最大の特長は写真は撮れないけれど、貯金はできるところ（笑）。貯めたお金はカメラを壊さなくても取り出せるようにゴムの蓋がカメラの底の部分にあるので、結局のところあまり貯金することなくお金が出て行ってしまうんだよね。
二眼レフのモックアップ 非売品
これは大真面目な試作カメラのモックアップと呼ばれるもの。だいたいのカタチを木で作って手に持った感じなんかを確かめるのに使います。これはフォクトレンダーが計画していたブリラントの高級バージョンのモックアップなんだけれど、実際には製品として世に出なかった幻のカメラです。幻ではあるけれど、実際に手にとることができます。
カワダ ナノブロック 全国の玩具店にて販売中
カメラのようなカタチといえば、ライカ風に仕上がる小さなブロックのキットをお客さんが持ってきてくれまして、組み上げたのを見てみると結構いい感じなんだよね。カメラじゃないけれどカメラのカタチをしたものを見たりさわったりすると、カメラに食傷気味であってもいい気分転換になると思いますよ。
