ロンドンで見つけたベビーシビル
どうも。店主の早田清(はやたきよし)です。この3月はドイツ、フランス、イギリス、オーストリア、ドイツという感じで巡ってきました。ロンドンからウィーンに移動するのにルフトハンザだとフランクフルトかミュンヘンを経由しないといけないから高くつくんだけれど、ブリティッシュエアにすると65ポンドと格安なんで今回はその手で移動したの。でもね、カウンターで荷物が3.5kg超過だから料金を払えって言われてね、その隣の係のおじさんだと26.5kgとかでもバンバン通しているから文句言おうかとも思ったんだけど、まぁいいやとカード通したら55ポンドもとられちゃったの。ほぼ運賃と同額。で、HEAVY とかタグを付けられたそのスーツケースは、ウィーンに到着したら出てこなくてさ「こっちは55ポンドも追加で払ってるのに何なんだよ」ってドイツ語でまくしたてたら「ここはオーストリア航空です、BAの受付はあちらになります」とか言われちゃったんで同じことをくり返したら荷物はイギリスに置いてきたって言うんだよね。ウイーンには昼過ぎに到着してたんだけど、荷物はその日の夜中にホテルに届きました。
ベビーシビル
ロンドンではアクシデントもあったけど、珍しいカメラを見つけられたんですよ。ご当地ロンドンのニューマン&ガーディアが作ったアトム判の金属製カメラ、ベビーシビル。発売は1912年だから立派に100年以上前の品物だね。これに名刺判のニュースペシャルシビル、手札判のニューイデアールシビルとつづき、シビル3兄弟となるんです。
たたむとこんなにコンパクト
開閉ボタンを押すと前蓋が開く
レンズ前板を引き出す
ファインダーも自動で立ち上がり
カチッと止まるところまで引き出す
160ミリ交換レンズと専用ファインダー
このベビーシビルは、レンズが交換できるレアなモデル。おそらく60台くらいしか作られていないと言われていて、私もロンドンで20年前に見たっきりでしたね。
望遠レンズとファインダー装着
どぉ? 格好いいでしょ、アトム判カメラのコレクターなら持っとかないといけないカメラのひとつだよね。
ベビーシビル 一式54万円(予価)
これから整備するけれど、キレイなセットケースと各種キャップや小物入れなんかも当時のものです。箔押しのロゴがイギリスっぽいよね。