アールデコ、そろってます。
どうも。店主の早田清(はやたきよし)です。年末年始といえばクリスマスデコレーションに正月飾りの季節。そこで今回はカメラの装飾というテーマです。アールデコってフランスで始まった様式で1930年代には世界中で流行ったらしいですね。幾何学図形を並べているのが特徴で、確かにそんな感じのカメラが沢山あるので勝手にアールデコ度の高いカメラをランキングしちゃいます。
5位 スーパーネッテル 整備済み12万6000円
これをアールデコとするか微妙だけど、レンズボードに線を入れる装飾のあたりが、ツァイスとしては流行を意識していたんじゃないかと思うね。流行なんて関係ないフリをしつつ、思わず取り入れちゃってる。ちなみにフィルムは135タイプ。いまでも普通に写真が撮れます。
4位 アグファ・リーチェル 1万9950円
これは明らかにアールデコでしょ。カメラのボディに長—い涙形の装飾がある。リーチェルはフィルムメーカーのアグファが初めて出したカメラ。レンズはゾリナー75ミリF3,5。ちなみにフィルムは127タイプなので何とか頑張ると撮れます。
3位 コダックバンタムスペシャル 整備済み5万2500円
はい、これこそアールデコってカメラ。流線型で細いストライプが入っていて優美な姿です。レンズはエクター40ミリF2でこれまた優秀。ちなみにフィルムは828タイプ。28×38ミリで裏紙つきの絶版フィルムなので撮ろうとすると…。というカメラです。
2位 コダックビューボックス 整備済み2万1000円
そのものズバリ文句なしのアールデコ。ちなみにフィルムも120タイプのブローニ判なので、何の苦労も文句もなく普通に撮れます。
1位 ローライコード 整備済み6万3000円
出ました。金ぴかコードと日本では呼ばれているローライコードの金ぴかモデル。外国だとローライコード・アールデコで通じます。二眼レフが好きな人なら気になっているに違いない金ぴかコード。でもこんな金ぴかを買っちゃったらチャラ男と思われるんじゃないかと心配したからなのか、発売当時はそんなに売れなかったみたいですよ。